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2002年 4月 29日 (月) みどりの日

遅ればせながら“ムネオ・ハウス”を聴いた。「聴いた」ということでもわかるように,この“ムネオ・ハウス”は本来の意味での某所の避難・宿泊施設のことではない。少し前に一般のマスメディアでも話題になっていたが,これは,当該施設に関連して話題の渦中にある鈴木宗男とそれにまつわる人々(国会議員)の発言をサンプリング,コラージュして曲に仕立てたものだ。ハウス・ミュージック自体は個人的にはそれほど好きではないのだが,この一連の“ムネオ・ハウス”シリーズの曲はいずれも面白いと感じる。

こうした公人の公での発言をコラージュした曲を聴いて思い出すのが,フランク・ザッパ(Frank Zappa)の“Porn Wars”(アルバム“Frank Zappa Meets the Mothers of Prevention”所収)という作品だ。発表当時の 1983~84年に,アメリカで国会議員の妻ら(その中心的存在が,先の大統領選で敗れた民主党アル・ゴアの妻ティッパーであった。)が中心となって起こした「ロック・ミュージックの歌詞を検閲しよう」という動きに関連して行われた公聴会(ザッパも出席した。)の模様をコラージュした12分に及ぶ大曲である。「ああ,日本でもこういうエンタテインメントを愉しむ人が増えてきたのだなぁ」というのが,“ムネオ・ハウス”を聴いたときの率直な感想だ。

ケツの穴の小さい商業ベースのレコード業界でメジャー・リリースされることはおそらくないだろうけど,アンダーグラウンドながら愉しめる音楽があってもいいのだ。こういう音楽の愉しみ方が個々人でできるようになったのは,インターネットの普及がひと役かっているのかもしれないなぁと考えつつ,他方で,常に聴衆の数歩先を歩いていたザッパが今なお存命で活動していたとしたら(昨年のテロの件もあるし)もっとスゴいことをやってくれたかもしれない,などと思いを馳せる今日このごろである。


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