2003年 11月 1日 (土)
もう 11月。早いなあ。
マカフィー社のウィルス対策ソフト「ウィルススキャン」のライセンスには、「お客様はマカフィー社の書面による事前の同意なくしてこの製品の批評を公刊しない」とあったというのだ。開いた口が塞がらない。新聞に批評が載る前に、同意を求めることができる映画監督や作家、ミュージシャンなんていないのに。
昨日(10月 31日) 読み終わった マーク・ミナシ(植木不等式:監訳) 『いつまでバグを買わされるのか 平気で欠陥商品を売る業界の内幕』 (ダイヤモンド社,2000年) 155頁において紹介されている,ソフトウェアのライセンス契約における奇妙な条項の例だ。
ここで健全なものとして引き合いに出されている 「映画監督や作家、ミュージシャン」
も最近はそうでもなくなってきているらしいことは,つとに指摘しているところだ。批判を甘んじて受けることでそれを活かして進歩することよりも,それを短絡的な視点から損失要因としか捉えずに,これを排することで目先の経済的利益を得んとする。それはもはや,後世に遺すべき文化的所産を産み出す者の姿ではない。
見たもの・聴いたもの
- 渡辺篤史の建もの探訪 ―揺らぐ光 スケルトン (テレビ朝日, 9:30~9:55)
- Baby Snakes - A Movie about People Who do Stuff that is Not Normal ― Frank Zappa (Video: Honker Home Video/MP 4000)
ブルース・ビックフォードによる卑猥さと不気味さ溢れる粘土アニメーションもいいけれど,やはり核は 1977年のハロウィーン・コンサートでのライヴ・シーン。とりわけ長髪を振り乱しながらパンツ一丁(?)でパワフルにドラムを叩くテリー・ボジオが与える印象は鮮烈で,中でも(二本組の)一本目最後に収録されているドラム・ソロは素晴らしい。
- A Different Beat ― Gary Moore (CD: Victor: Castle/VICP-60921)
- 出没!アド街ック天国 ―秋の下町風情を散策 上野桜木 (テレビ東京, 21:00~21:54)
林家いっ平ってどうしてあんなに鬱陶しいんだ? 喋ると特に。
- ボロディン: イゴーリ公 - 序曲,ダッタン人の行進 / 交響曲第1番 / 交響曲第3番“未完成” 《 Borodin: Kniaz Igor - Uvertiura & Polovtskii Marsh / Simfoniia No.1 / Simfoniia No.3 》 ― Gosudarstvennogo Akademicheskogo Simfonicheskogo Orkestra Rossii, Svetlanov (CD: BMG: RCA/BVCC-38201, 02: Disc 1)

