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2004年 9月 22日 (水)

HMV のサイトより “My Everything”の裏ジャケット

数日前から妻がアニタ・ベーカーの新譜 My Everything を買いたいと言っていたので少々下調べをしたところ,米国盤と欧州盤がすでに発売中で日本盤が今月 29日の発売予定,このうち米国盤以外,すなわち欧州盤と日本盤は CCCD による販売であるということがわかった。妻はその辺にはあまり頓着していないようだが,私個人としては万が一にも CD プレーヤーに不具合が生じては困るし,憚りながら専門家としての立場からも CCCD という手法による著作権保護の在り方に少々疑義を抱いていることもあって,米国盤を購入することとした。

そこで,去る土曜日(18日)に仕事に出たついでに タワーレコード 新宿店 を訪れてみたのだが,そこで驚いた。なんと店頭で扱っているのがすべて欧州盤,要するに CCCD(しかもご丁寧に,ジャケット表には日本語の宣伝文句のシールが,裏には 「輸入元: 東芝EMI」 などと書かれていて CCCD である旨の注意書きが日本語で記されたシールが,それぞれ外装フィルムの上から貼ってある。)で,米国盤が一枚たりとも置いてなかったのだ。まさかと思い,HMV 新宿 South にも立ち寄ってみたが,こちらも同様に欧州盤ばかりが並べられていた。

しからばとネット販売を利用しようとしてこちらも調べてみると,タワーレコード では ネットにおいても米国盤の取り扱いがない ようである。Amazon.co.jp では 米国盤が 1,800円弱で販売されている ようだが,きちんと入手できるのか不明確である旨の情報 もあり,これに注文するのはいささか不安である。結局,上の画像(作成者標準スタイルでの表示。以下同じ。)にあるように,HMV日米欧各盤の三種の取り扱いがあること を確認して米国盤を注文した(18日夜)ところ,昨日無事自宅に届いた次第。

上記リンク先を見てもわかるように,HMV では米国盤だけが販売価格 3,000円超と異様に高い。個人的には,自身の CD プレーヤーで問題なく再生できるという安心感を,この差額で買ったのだと腹を括ることにしたが,やはり腑に落ちない点もある。なるほど,権利侵害行為が横行して権利者の経済的利益の確保が難しくなればそれが一般販売価格に影響するというのは一理ある。しかしそのリスクを(CCCD でない)通常 CD の購入者のみに負わせるのは,衡平の観点から如何なものか。さらに言うと,今回の一件のように店頭購入での選択肢がない(ように仕向けられている)のは,少なからず問題があるのではなかろうか。むしろネット販売のほうが簡便であるとはいえ,決算方法・配送方法への不安や商品(個体)の特定という点から,実際に商品を手にして購入したいという消費者は決して少なくないはずだ(実は私こそその傾向にある。)。この今回の顚末は,冒頭に述べた私の疑義をさらに深める結果となった。

画像下は届いた現物の裏ジャケットを撮ったもの。左上のバーコード部分が欧州盤では CCCD の注意書きになっている。

見たもの・聴いたもの

  • My EverythingAnita Baker CD: EMI: Blue Note/7243 5 77102 2 0)
  • 子連れ狼 17 ― 小池一夫・小島剛夕 (スタジオ・シップ,1995年: ISBN4-88315-677-X)
  • Directions in Music - Celebrating Miles Davis & John ColtraneHerbie Hancock / Michael Brecker / Roy Hargrove CD: Universal: Verve/UCCV-1030)
  • The Soul Music Collection Motown Box: Stellar Gold - The Best ofThe Four Tops CD: PolyGram: Motown/OCD-28003)
  • 1億人の大質問!? 笑ってコラえて! ―本気と書いてマジな人々 日本テレビ, 19:00~19:58)
  • 速報!歌の大辞テン!! ―お宝ヒット曲満載の S58年! 日本テレビ, 19:58~20:54)
  • ベストヒット USA 2004 テレビ朝日, 26:12~27:07)

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