Twitterでつぶやき

これは Twitter(ツィッター)というウェブ・サービスです


2006年 8月 27日

23日 放送(関西地区)の “タモリ倶楽部” に触発されて,Google Earth をインストールしてみた。もともと地図好きな私としては非常に面白い。もっと早く使っていればよかったとさえ思う。妻も面白がって気に入ったようだったので,彼女のマシンにも入れた。

研究メモ

  • グーグル、「ググる」の使用に難色

    翻訳された上記記事では日本語の「ググる」が問題なのかと思わせるような見出しになっているが,元は CNET News.comGoogle wants people to stop googling という記事。要は Google, Inc. が,その登録商標に係る‘google’という言葉が一般動詞(generic verb)化されてしまうことに難色を示している,ということのようである。

    登録商標の一般名称としての使用はわが国においても珍しいことではなく,例えば少々前の話になるが,任天堂以外の家庭用ゲーム機で遊ぶことを「ファミコンしよう」とか,ソニー以外の携帯オーディオ機器(当初はカセットテープ)を「ウォークマン」と呼ぶように,同種の商品・役務が他に存在しなかったり,群を抜いているようなものについてしばしば起こることである。

    登録商標が一般名称化してしまう(商標が自他識別性を失う)と,それによって登録要件(商標法 3条)を欠き,更新登録(19条 2項)ができないということにもなりかねない。それゆえ従来から,商標権者はその登録に係る商標の一般名称化を避けるべく,そうした商品・役務の広告や取引業者による関連製品の文書(説明書等)で,さかんに「○○は□□の登録商標です」という注意書きを添えているのである。

    しかしながら,上記のような注意書きは,商標権者自身の意思や契約に基づく履行によるもので,我々一般レベルでの会話や表現行為にまでをも拘束するものではないし,こうした商標権侵害に当たらない市井の会話にいちいち目くじらを立てるのは大人げないとも言える。しかし問題は,そうした市井の会話が限られたリアルな世界で行われているのであればともかく,ブログその他のインターネット上のリソースにおける表現・発言ともなれば,それは下手な広告よりも影響力が大きいことにもなるところにある。おそらく Google, Inc. が神経質になっているのもこの点のゆえだろう。

    こうした商標・標章の使用態様の変化は高度情報化の所産とも言えよう。それに伴い,例えばウェブのように広範に影響するものに関しては一般的な会話としての表現についても登録商標であることを示すよう法律上義務づける,という施策も考えられないわけではない。しかし,これでは本来商標権が意図するよりもかなり広い効力を与えることになるし,第一そこまで一般市民の表現に対して規整が働くとなると世知辛いことこの上ないではないか。

    自らもイノベーションを推し進めて時として知的財産制度に対して挑戦的な態度を示してきた(図書のアーカイヴなどはその例だろう)Google,自身の知的財産権が矢面に立たされたこの事態をどうまとめるのか,見物であるし,また期待もしている。

見たもの・聴いたもの


この記事に付されたタグ


この記事へのコメントはまだありません

※ 現在コメントは受け付けていません。


.