2008年 1月 1日 (火) 元日
あけましておめでとうございます。ご贔屓の皆様におかれましては,本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
見たもの・聴いたもの
- ウェブ時代をゆく - いかに働き、いかに学ぶか ― 梅田望夫 (筑摩書房,2007年: ISBN978-4-480-06387-8)
同時期に読んだ,ジャンジャネー(佐々木勉:訳)『Google との闘い - 文化の多様性を守るために』(岩波書店・2007年) と対比するといっそう面白い。特にグーグルについては,その壮大な計画や収益モデルといった同じ点を取り扱っていながら,前掲書がそれに注意を促すのに対し,本書は(著者の基本姿勢よろしく)楽観的に捉える。単純にどちらが正しいとか,どちらに与するという読み方をすべきではない。それぞれの視点を知るという意味では,両者に接して深く考えてみるのも一興だろう。ところで本書は,そのサブタイトル
「いかに働き、いかに学ぶか」
が示すように,働こう・学ぼうとしている人には大変示唆に富む内容だと思う。学生たち,とりわけこれから就職活動をしようという学生諸君には是非読んでおいてほしい。 - Plans Drawn in Pencil ― Isan (CD: Morr Music / MM 068)
- R ― Pole (CD: efa: ~scape / 009 cd)
- Téo & Téa ― Jean Michel Jarre (CD: Warner: Aero Productions / 2564-69976-8)
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- 情報公開を旨とし…… - M4 (メディア批評日記) : 2008年 1月 5日 (土) 先日読んだ 梅田望夫 『ウェブ時代をゆく - いかに働き、いかに学ぶか』(筑摩書房,2007年) から。 と...
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