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2008年 7月 31日 (木) @札幌

iSummit '08 初音ミクのブース
iSummit '08 机の上
iSummit '08 シンポジウム
iSummit '08 飲み会にて津田氏と記念写真

iSummit ’08iCommons Summit 2008)第二日。昨日書いたように,会場に無線 LAN 環境があるのはいいのだが,電源の確保が難しい。そこで実家からテーブルタップを持ち出して “電源コモンズ” をする。

午前はやはり基調講演で幕開け。昨日から外国人スピーカーのプレゼンテーションを見ていて感じるのが,パワーポイント(プレゼンテーション画面)の使い方の違いだ。彼らの講話でスクリーンに映るのは,そのほとんどが,話に即した単語ないし熟語が一つだけだったり,イラスト・写真だけだったりする。いわば “挿絵” のように使っているようなのだ。他方私たちが普段よく目にする日本の,とりわけ企業の人のプレゼンテーションの多くは,文字が多すぎて見えづらく,しかも切り替えが速いものだからロクに読み取れなかったりする。なんだか反省させられると同時に,プレゼンテーションの在り方という点で参考になるなぁ。

午前の二つめのセッションは今日のメイン・イベントとも言うべきシンポジウム “自由文化と著作権政策”。パネリストのうち田村善之氏(北大大学院教授)はすでに学会等でもお馴染みだが,同氏の発表も含めて非常に興味深い内容だった。特に田村氏は,CC の意義を,①政策形成過程に反映されにくい(ユーザーや個人クリエイターの)利益の吸い上げ,②権利を主張したい側と主張に無関心な側とに分化する権利者の意向に合わせた法制度の形成,そして③利用の自由の確保,という点にあるとし,これを 「デフォルト・ルール」 として登録制度を導入するのが今後の在り方ではないか,としていた。自身認めるように著作権法制の主流の考え方からは多少外れるが,しかし彼の影響力は大きい。しかも上記の展望は,かねてよりレッシグ氏が述べているところや,昨日のシンポジウムでの林紘一郎氏の見解とも大部分において共通する。今般は CC の集まりだからという点を割り引いても,今後見過ごせないうねりになっていくことが期待される。

上記シンポジウムから立食のランチへ。昨日もそうだったが,ここで提供されている “フリー・ビール” というのが面白かった。ここで “フリー” とは,リチャード・ストールマンの言うのと同義で,“無料” ではなく “自由” という意味(ゆえに一杯 500円)。“オープンソース・レシピ” で作り方を公開するんだそうだ(笑)。そんな点が気に入って私は昨日から合計三杯飲んでいるのだけど,ほとんどの参加者はあまりビールがお好きでないらしい。せっかく “ビールの国” 北海道に来ているのにもったいないなぁ……。ま,確かにそのぶん午後は眠くなるけど(汗)。

そんなこんなでランチでの歓談が盛り上がりすぎて,午後のセッションは一つ聴き逃してしまった。

そして気を取り直して臨んだのが,シンポジウム “オープンビジネスの可能性”。同時間帯に別の部屋で行われていた音楽ワークショップ “メタファーとしての音 - サウンドと意味” とどちらを選ぶか迷ったのだけど,後者に参加するときっと仕事そっちのけで音楽制作をしたくなっちゃうだろうなと思って我慢(?)した。シンポジウムは,そもそも若干遅れて始まったこと,パネリストが大勢(7人)いたこと等もあって,かなりタイトというか窮屈な感じになってしまっていた。引き続き遅れて,本日最後の基調講演

さて,昼食時に歓談が盛り上がったついでに,シンポジウムのパネリストの一人であった津田大介氏(ネオローグ代表,IT・音楽ジャーナリスト)から,よかったら関係者と一緒に今晩飲みに行かないかと誘われ,だったら地元民である私が一つ店を手配しましょう,ということに。結果,事務局メンバーや昨日今日のパネリストも多数参加して 20人余の大所帯に。さながら “シンポジウム 2.0” だった(23時からは場所を変えて 2.5)。最後は 7人(後に 5人)が残って 5時半までカラオケ。……みんな元気だなぁ(笑)。

写真は上から,会場内に設けられた “初音ミク” のブース,自分の机の上,午前のシンポジウムの様子(スピーカーは田村氏),そして晩の飲み会(一次会)にて津田氏と記念撮影。


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